え?そうなの?相続日記
遺言について
2013年7月2日
こんにちは、司法書士 西川 です。
今日から遺言についてお話したいと思います。
遺言と聞いて「もめるようなことはない、
まだ若いから」等々自分自身には関係のない話
と思われている方が多いと思いますが、
相続が発生した後に、遺言があれば・・・
というケースがよくあるのです。
例えば、お子様がおられないご夫婦です。
この場合、遺産分割の話し合いは、
残された配偶者と亡くなられた方のご両親等、
ご両親等もお亡くなりであればご兄弟とすることになります。
心情的にも配偶者の親族と財産等について、
話し合うというのはやり難いものですし、
実際、疎遠になっていたりして、紛争に発展することがよくあります。
このような時、遺言があれば、紛争の防止につながります。
一度、保険のように、ご自身に万が一の場合を想像しながら
遺言について考えてみて下さい。
次回も遺言書を残したほうが良いケースについて
お話したいと思います。