え?そうなの?相続日記
限定承認のお話
2021年4月2日
事務員の山田です。以前投稿させていただきましたが、故人に遺言などがない限り、
相続人が故人の相続財産をすべて把握することは困難です。
(以前の記事→https://www.shine-souzokuhouki.net/blog/1954)
故人に少し預貯金があるけど、それを超える負債が後から出てくるおそれがあり怖い、という方は「限定承認」という手続きがおすすめです。
限定承認は、故人のプラス財産の範囲内で、負債を支払うという手続きです。
そのため、後々多額の借金が発覚したとしても、プラスの財産を超える部分については支払う必要がないので安心です。
また、相続放棄をすると他の親族へ相続権が移っていくことになりますが、
限定承認であれば、他の親族には迷惑をかけずに済むため、
この点において限定承認を選択される方が最近増えています。
ただし、限定承認を選択できないケースもありますので詳しくはお気軽にお問合せください。