え?そうなの?相続日記
相続に関する用語解説2
2021年4月12日
こんにちは、司法書士の杉本です。今日も相続に関する用語をご紹介します。
1.直系尊属
自分から見てタテに、世代が上の血族のことです。
父母、祖父母、曾祖父母・・・などのことです。
2.直系卑属
自分から見てタテに、世代が下の血族のことです。
子、孫、ひ孫・・・などのことです。
3.傍系血族
自分の直系ではない血族のことです。
兄弟、甥姪、叔父叔母、従兄弟・・・などのことです。
4.遺留分
民法によって保障された最低限度の相続分のことです。 たとえば相続人が長男と二男だけの場合に、父が長男に全部相続させる旨の遺言を残していても、二男は遺留分として25%が保障されます。
5.遺留分侵害額請求
上のケースの場合、二男は長男に対し、自己の遺留分として相続財産の25%相当額を請求することができます。
なお、二男が遺留分侵害額を請求するか否かは自由ですので、もし請求しなければ、長男が100%取得することになります。
今日は以上です。
それではまた。